ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて
2018年2月1日
|In VR・ロボティクスコンテンツ制作
水戸芸術館にて2018年2月10日[土]~ 2018年5月6日[日]に行われる「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」の展示協力しています。
展覧会名「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」
会期:2月10日~5月6日
会場:水戸芸術館
企画:山峰潤也作家・作品名:セシル・B・エヴァンス《Sprung A Leak》2016
最近、世界各地の現代美術のビエンナーレで展示し世界的に注目されている1983年アメリカ生まれのセシル・B・エヴァンスが、イギリスで最大規模の美術館組織テートから委嘱を受けて制作したインスタレーション作品。人間と人工知能が共生する未来という設定で書かれたシナリオを、Pepperと巨大スクリーンに表示される人間が演じながら、進んでいく18分のロボット・パフォーマンス作品。20数面のモニタとペッパーの動き、照明、音響などがシンクロしています。システムは、サーバからモニタなどに接続した20数台のラズベリーパイとペッパーにキューが送られ、それぞれの映像や動きが実行されていくという形を取っています。プログラミング開発はリバプール大学の協力で行われ、今回、Pepperのサービスを提供している地元企業がインストールのサポートに入っています。
本作品中、Pepperは、部屋中におかれたQRコードのようなものをセンシングしながら、会場を動き、キューにあわせて振付や映像を実行するようになっています。ペッパーの動きは、ROS/RVIZでモニタリングしています。作品の動画は下記作家インタビューで少し見ることができます(2:45ごろから上演の様子が映ります)
https://www.youtube.com/watch?v=-UBWJ4FYphU